どうもまめじぇふ(Twitter:@jefflymame,insta:@mamejeff1)です。
SNSが普及したことでスノーボード界でも様々な新しいサービスが生まれたり、埋もれていたサービスが開花したり日々活発になっています。
その中で過去に埋もれていたサービスの1つが「スタンサー」です。
2019年頃からTwitterを中心に話題になりその存在が知られだしました。
更に2020年10月からアップデートが入り1度の解析で更に多く細かい情報を知られるサービスへと進化しました。
今回は新しくなったスタンサーのサービスを私の結果を交えながら紹介していきます。
スタンサーとは?
Snowboard STANCERは100万人を超えるスノーボーダーの身体データを基にソフト開発及びバージョンアップを随時行っており、その導くスタンスは、より安全で快適なスノーボードライフを実現させます。
人の動作にはそれぞれ特徴があります。 STANCERは、立位での股関節回旋可動範囲を測定することで、人によって異なる身体の特徴を導き出します。 また、検出した回旋範囲から左右の中心角度(ニュートラルポイント)を算出し、その値を基準にスノーボード上で立つ位置(向き、角度、足幅)の推奨値をライディングスタイルに合わせて3通り印字します。 スノーボード上で無理なく動くための基準になります。 スノーボードは、ボード上に両足を固定した状態で行うスポーツです。 それぞれ身体の特徴にあった立ち位置でセッティングすることが、スノーボードの上で無理なく身体を動かすことに繋がり、より安全に上達するための近道であると考えます。
つまりこのスタンサーで測定をすることで自分の身体に合ったスタンス幅、アングルを知ることが出来る魔法のようなサービスなのです。
これまで滑っては調整してしっくりこずまた調整してを繰り返していたアングルが、もう迷うことなく自分に合ったポジションをセッティング出来てしまうのです!
スタンサー Type0で分かる分析内容
2020年10月から登場したスタンサー「Type0」では推奨スタンスだけでなく様々な事を知ることが出来ます。
- 足のサイズ
- 足・股関節の可動域
- 利き向き
- 推奨スタンス(3タイプ)
- ライディング傾向
- 可動域タイプ
- 谷口尊人さんのSTANCER診断
- 推奨スノーボード長
- 推奨形状
- 推奨タイプ
- フレックス
- トーション
- ブーツ推奨タイプ
- ブーツ推奨フレックス
スタンサーをやるだけで単純にここまでのデータが知れてしまうのは凄すぎると感じました。
スタンサーの結果で特にメインとなる解析結果を紹介していきましょう。
足の可動域・利き向き
スタンサーは測定機で足・股関節の可動域を調べます。
左右に回転する黄色い回転台に乗って両足を外内交互にリズムよく回すことで足の平均的な可動域を出してくれます。
最大外旋・内旋を出してくれるので自身が瞬間的にどの角度まで動かせられるのかが分かります。
また、利き向きも知ることが出来ます。
可動域からどちらが向きやすいのかを解析してくれるので普段レギュラーで滑っている人が実はグーフィーの方が得意な向きだったなんてことも判明してしまいます。
可動域タイプ
出典:スタンサー公式
可動域の結果から7タイプの「可動域タイプ」を教えてくれます。
タイプによってそれぞれ特徴があり、神の可動域を持った超人的な特徴「GF(ゴッドフット)」やグーフィーかレギュラーの片方の滑り易さに偏りがある「G(ギャップ)」などがあり、「G」はいわゆるゴミスタンスと言われます。
因みにこれを書いている私は圧倒的な「ゴミスタンス」だったので普段の滑りのクソっぷりから「なるほど!」と感心してしまいました!
推奨セッティング(3タイプ)
可動域タイプや身長・体重・ライディングスタイルなどの解析結果から「推奨スタンス」を出してくれます。
私の場合設定を「グラトリスタイル」で解析した結果
利き向きが「グーフィー」
- GTスタンダードダック
- GTニュートラルポイントダック
- GTワイドダック
この3種類をオススメで出してくれました。
普段グーフィー -6°,6°で設定していたので普段以上のアングルの開きを推奨されたので結構驚きでした。
私はグーフィーに偏っているのでレギュラーでも滑りやすいよう左右でアングルの差が出ている様です。
また、YOUTUBER「RICE28」のいぐっちゃんや「P-can .FACTORY」でお馴染みの谷口さんが壺と紹介していた「マジックソール」を使用した時の設定も結果に出るので購入したら参考にしてみると良いでしょう!
谷口尊人さんのSTANCER診断
YOUTUBEチャンネル「P-can .FACTORY」の谷口尊人さんがスタンサー解析結果から性格判断を出してくれます。
自分の場合は「楽観的で好奇心の塊タイプ」!
他にも色々診断結果があると思うので楽しんでみてください。
スタンサーの活用方法
- 自身の身体を知る
- 上達の近道を知る
- ジャンルに合わせたセッティングを知る
- 自分に合ったギアの参考にする
自身の身体を知る
スタンサーの良い所は自分の知らなかった身体の癖を知ることが出来るところです。
先ずスタンサー測定前に左右の足のサイズを測ってもらえちゃいます。
私の場合は左足25.5cm、右足24.7cm
ついでに足幅も測定してもらえます。
足のサイズは実際ブーツや普通の靴を選ぶ時にもめっちゃ役に立つと思うので靴欲しいなと思っていたらとりあえずスタンサーやっときましょう。
その他にも「自分の利き向き」や「瞬発的な股関節の可動域」、「体の偏り」が分かるので実はレギュラーよりグーフィーが得意だったなんて発見もあり得ます。
上達の近道を知る
スノーボードを始めると最初のうちはちょこちょこスタンスセッティングを変えてみたりしますが、グラトリをしていると「-6°、6°」や「-9°、9°」の様に無難な設定をちょこちょこ変える程度でした。
スタンサーをやってみると今まで設定したこのない様なセッティングを教えてくれます。
中には「こんなのありえんだろ!」なんて設定も出て来るかもしれませんがあなたの可動域を調べた結果なので思わぬフィット感が生まれる可能性があります。
ですが、その違いを知る為にもまずは自分で色々試してみて試行錯誤してみるとスタンサーの凄さが分かってしまうかもしれませんね。
ジャンルに合わせたセッティングを知る
「STANCER Type0」では測定前に自分のやっているジャンルを選択できます。
- ビギナー
- グラトリ
- フリーライド・カービング
- パークライド・ハーフパイプ
- オールライド
- パウダー・BC
どんなジャンルでも対応しているので自分がやっているジャンルだけでなく寧ろ「これからカービングやりたい!」と思ったら、とりあえずスタンサーでカービング解析しましょう。
すると最初から良い感じのスタンスセッティングで滑りだすことが出来るというチートな事も出ちゃいます!
STANCERの設置店は?
STANCERは全国のスポーツショップやスキー場などにあります。
特にこの3店舗は導入数が多いのでチェックしてみて下さい。
- スーパースポーツゼビオ
- ムラサキスポーツ
- BOOKOFF
このほかにも全国多くのお店に設置されているのでSTACERの公式ページでチェックしてみてください。
STANCER Type0最後に
スタンサーではこれまで紹介した以外にも様々な活用法があります。
今回紹介した情報の他にもいくつかの結果も出ます。
そしてより詳しい情報が知りたいのであればメールや電話をすれば受け応えてくれます。
もうすぐシーズンイン!
スタンサーを使って更にスノーボードを楽しもう!
まめじぇふ(Twitter:@jefflymame,insta:@mamejeff1)でした。