どうもまめじぇふ(Twitter:@jefflymame,insta:@mamejeff1)です。
RICE28で活躍中のいぐっちゃんが新たなスノーボードメーカーを立ち上げました。
その名も「WRXsnowboard(ダブリューアールエックス スノーボード)」!
と言う方も多いでしょう。
それもそのはず。
19-20までRICE28のモデルとして出されていたグラトリカービングモデル「WRX」の名前そのままでの出発です。
ではその実態とモデルラインナップはどんなものなのでしょうか?
調べてまとめてみました。
Contents
WRXはどんなメーカー?
WRXはRICE28でインフルエンサーとして活躍するいぐっちゃんが2020年に立ち上げたメーカーです。
とは言っても元々「WRX(ダブリューアールエックス)」と言うRICE28のモデルがあり、その板を踏襲してのれん分けした形になります。
- W・・・2つの
- R・・・ライディングを
- X・・・クロスさせる
WRXの由来は上記の意味合いで、ひたすらターンしたり、グラトリしたりするのではなく2つのジャンルがしっかりと楽しめる板を作りたいと言った思いで付けられています。
特に現在は“カービング”と”グラトリ”を惜しみなく楽しめるモデルを展開していますが、今後はまた違ったジャンルを掛け合わせたモデルが出てくる可能性も匂わせていますね。
WRXのコンセプト
WRXの大きなコンセプトは3つ!
- 走る
- 切れる
- 遊べる
これら3点を実現するためのテクノロジーがふんだんに詰め込まれています。
- ソールはマイクログラファイト
- アウトライン
- 独自の可変キャンバー
- 滑りを補うプレート
ソールにはマイクログラファイト

ソールには「マイクログラファイト」を使用しており、炭素を配合させた日本の雪質に合ったソールです。
滑走すると摩擦で雪とソール間に静電気が生じ、ソールにゴミが付き易くなり汚れの原因になってしまうのですが、グラファイトソールでは炭素を含ませることで電気を良く通すようになり、静電気の蓄積を最小限に抑える事が出来るのです。
そのおかげで滑走性が向上し、めっちゃ滑ります。
私もグラファイトソールの板に乗っていますがグイグイ加速していくのでグラトリよりも純粋に滑るのが楽しくなります。
ただし、ワクシングなど手入れをしてあげないと本領を発揮しない板でもあるので板を大切に出来る人には最高の一品になりますよ。
こだわりのアウトライン
有効エッジをよくあるグラトリ板よりも長めに設定しています。
有効エッジは同じサイズ帯の他社モデルと比べても1cm~11cmも長めに設定されているのでいつもより安定したターンが可能です。
また、サイドカットもこだわりがあり、880cm(148.5cmモデル)で設定されており、他社よりも40cm以上大き目になっているので滑らかな円弧ターンが描けてしまいます。
アウトラインの設定も板選びに大事ですね!
独自キャンバーで最大限に楽しめる
WRXには独自のキャンバーを採用しており、ターンをする時には底のフラットゾーンで有効エッジを最大限に使った快適なライディング。
そしてグラトリのプレス時には足元がフラットになりノーズ、テールが浮き上がる事でエッジの引っ掛かりが少なくなりがっつりプレススピンも楽しめます。
ちなみに1cmだけセットバックが入っているのでより安定したターンが描けるのも秘密の1つ。
もし、ツインチップがいいならスタンス調整で出来てしまいます。
滑りを補うプレートを内蔵

板の内部にはRICE28でも搭載されているHM、HXプレートを採用しています。
ノーズテールに向かって突き出すクワガタの様な形状が特徴的。
- トーションを使い易く
- ターンの安定感
- 反発力の向上
この独特の形状でトーションの扱いをより簡単にしており、爆発的な反発力を生み出したりやターン時の振動を軽減して安定した滑りを実現させてくれます。
モデルはMk-S(マークエス)
WRXはメーカー名となったので板のモデル名も一新しました。
その名も「Mk-S(マークエス)」。
20-21モデルはMk-Sのみとなりますが、今後はどんどん増えていく可能性がありますね。
サイズライン
レディスライン
- 138
- 142
メンズライン
- 148.5
- 152
- 154
計5本となっています。
以前は148.5cm、152cmの2ラインしかなかったのでより多くの人に使ってもらえるモデルとなりました。
スペック詳細
- ディレクショナルツインキャンバー
- セットバック1cm
- グラファイトソール
- HM,HXプレート搭載
サイズ | 138 | 142 | 148.5 | 152 | 154 |
有効エッジ | 1080 | 1115 | 1180 | 1210 | 1230 |
サイドカット | 7650 | 8000 | 8800 | 8900 | 9000 |
ウエスト | 230 | 232 | 248 | 249 | 252 |
トータル フレックス | 44% | 44% | 47% | 47% | 47% |
プレート | HX | HX | HM | HM | HM |
※数値は全てmm表示
実際の滑り感
現在まだ試乗会は始まっていませんが”いぐっちゃん”がYoutubeにてコンセプトPVをアップしています。
いぐっちゃんらしいキレのあるカービング、リバースターンや高速域から繰り出されるトリックは見ていてスカッとしますね!
こんな感じで爽快な滑りを体感したい方はまず試乗会で体感してみてはいかがでしょうか?
まめじぇふ(Twitter:@jefflymame,insta:@mamejeff1)でした。